前書き
ミニマリストとして用途が限られる炊飯器を持ちたくない、でもレトルトのお米は高いし一食の量を調整できない、という悩みから辿り着いた鍋炊飯について御紹介します。
手順を守ればコンロの前でずっと炊飯の様子を見る必要もなく、炊飯器よりも早くお米を炊くことが出来て、お米も美味しく炊けますので、ミニマリストに限らず鍋炊飯にチャレンジして欲しいです。
材料(白米の場合)
1食0.5合(炊きあがり約150~180g)として、まとめて6食分の炊飯の材料は下記の通りです。おおよそ一人暮らし用の炊飯器3合炊きと同じ量です。
- 米 3合
- 水 540ml
材料(玄米の場合)
筆者は玄米ご飯が好きなので、玄米3合を炊くのであれば下記の通り。白米の場合の水の量の約1.5倍を入れるとちょうど良いです。
- 無洗玄米; 3合
- 水; 810ml
道具
特に珍しい道具は不要で、次の4つを使います。
- 計量カップ(お米用)
- 計量カップ(水用)
- 鍋
- ガスコンロ
- タイマー(スマホやキッチンタイマーでOK)
炊飯に使う鍋の選び方のポイント
アルミかステンレスの鍋があればOKですが、鍋炊飯向きの鍋の特徴は次の通りです。
- 吹きこぼれ防止の縁付き
- ガラス蓋 ← 炊け具合の確認のため
- 容量4リットル以上 ← 3合炊きであれば
手順
- 鍋にお米とお水を入れて、1時間ほどお米に水を吸わせる。
- 鍋をコンロにかけて強火で沸騰するまで温める。時間は意識しなくてOK。
- 沸騰したら蓋をしたまま弱火で15分温める。この時、お米の粘り気で鍋の縁や蓋の穴から泡あ吹き出すので、吹きこぼれないようにギリギリまで弱火にする。
- 火を止めて蓋をしたまま10分蒸らす。
- 炊飯完了
以上、鍋炊飯の御紹介でした。
因みに筆者が鍋以外にも経験がある炊飯方法について思うところを簡単にまとめます。
炊飯器
メリット1…一食分を安くできる
メリット2…全自動で炊飯出来るため時短になる。
デメリット1…(ほぼ)炊飯専用の道具であるため、使わないときは邪魔になる。
電子レンジ+パックご飯
メリット1…準備、炊飯、片付けの手間が少ない。
デメリット1…一食130〜150円と割高
デメリット2…パックご飯自体の容積が大きく重いため、スーパーでまとめ買いしようとすると荷物が増える。
電子レンジ+ジップロックコンテナ(炊飯容器)
メリット1…一食分を安くできる
デメリット1…電子レンジ用の炊飯容器でも3合炊き以上の選択肢が少なく、まとめて3合以上炊飯したい人には不向き。
鍋炊飯
メリット1…一食分を安く出来る。
メリット1…炊飯以外の調理器具として使える。
デメリット1…炊飯で鍋とコンロを占有するため、並行して他の料理がしづらい。